こんにちは、横浜の医学部受験専門予備校、志門医学舎(しもんいがくしゃ)です。
今回のブログは、「どの大学に行こうかな?」と悩む高校1年生・高校2年生へ向けた「国公立大学を目指す?私立大学を目指す?」に迫ります。

難関大学合格者は口をそろえて「高3になる前からの勉強が大切」と言います。
本格的に受験対策をする高校1年生・2年生の皆さんには、今の時間をどう過ごすかを、大切に考えていきたいですね。

もちろん、「もう医学部受験に向けて、勉強を始めているよ!」という高校1年生・高校2年生もいると思います。
ここで重要になるのが「どの大学を目指すか」ということです。
ゴールがない状態で、適切な道を歩むことは出来ません。
(ゴールがないマラソンほど辛いものはないですよね。)

そこで今回このブログでは、医学部受験を目指す高校生に「国公立大学のすすめ」をお届けします。

国公立大学を目指す?私立大学を目指す?
私立大学医学部のよい点

今の日本で「よし、医者になろう!」と思ったら、まず、「医学部」の大学に進学しなければなりません。

例えば、私立大学医学部・御三家と言えば
「慶應義塾大学」「東京慈恵会医科大学」「日本医科大学」
ですよね。

これらの大学は古くからあり、伝統と人気を持つ大学です。
もちろん私立大学医学部は、国公立大学医学部に比べて学費が非常に高くなっています。
しかし、それでもその人気は衰えず、地方国公立大学医学部を凌ぐ偏差値を誇ります。

「医学部受験」と言えば、「受験勉強が大変そう…」というイメージがありますが、
私立大学医学部は受験科目が少なくて済む点も、魅力的と言えます。

最近では、私立大学医学部でも学費を安くしたり、奨学金等の支援を行うところも多く、
そう言った背景も踏まえると、
今後私立大学医学部の人気はますます高くなると考えられます。

と、ここまで私立大学医学部の良い点をお伝えしました。
が、実際のところ、「国公立大学受験をすること」にはたくさんの「良い点」があります。

国公立大学医学部のよい点

ここで、医学部に合格した後のことを考えてみましょう。

そもそも医師になるには、「専門分野を決めず、全ての分野を一通り学ぶ」必要があります。
全ての分野を学ぶ…つまり、その中に苦手分野が存在する可能性がある、ということです。

また、医学部は、受験よりも入学した後の方がもっと大変です。
留年も多く存在すると言われています。
また、医師になった後でさえ、常に新しい知識や技術を学び続けなければなりません。
永遠に学び続ける人だけが許される職業、それが「医師」なのです。

「ニガテ」を克服する力
学び続ける力
・・・ん?
これって、今の受験勉強と同じではないですか?

ここでお伝えしたいのは「国公立大学に進学しなさい」ということではありません。
本当に通いたいと思う私立大学があるのならば、むしろその大学へ向けて全力を尽くしてほしいです。
ただもし、「どの大学がいいだろう…」と悩んでいるのであれば、一度「国公立大学」を目指してみませんか?

勉強とは「ニガテと向き合う力」「目指すゴールまでやり抜く力」を養うことです。

医師とは「学び続ける」人。

だからこそ、人は医師に尊敬の念を抱きます。
自分の命を預けることができるのだと思います。

受験を通じて、「医師になるための力」を養っていきましょう!