顧問医師 朝倉 太郎
東林間かねしろ内科クリニック 院長
医師・医学博士
平成19年 横浜市立大学大学院卒業
平成15年 横浜市立大学医学部医学科卒業
神奈川県立湘南高等学校卒業

みなさんはなぜ医学部を志したのでしょうか?

他学部では大学入学後、様々な経験を通して進路を定め、職業を決定していきます。しかし医学部は違います。「医師になる」ためには、医学部に入らなければなりません。つまり、高校生の時点で「医師になる」ことを決めなければならないのです。

みなさんは医師の仕事というものがどのようなものか、ご存知でしょうか?

内科医、外科医などの臨床医、厚労省で政策立案に携わる医系技官、大学などで研究にあたる研究医…、様々な仕事があります。そして、いずれの仕事にも必ず「命」が関わってきます。急患があれば呼び出され、患者様の容態が悪ければ病院を離れられません。さらに「命」に責任を持つため、常に最新の知識を吸収し、研鑽を続けなければなりません。それを医師たちは当たり前に毎日こなしているのです。その激務はやはり「志」が務まりません。

ではその「志」はどのようにして育まれていくものなのでしょうか?

それは医学部での学びを通して、先輩達との仕事を通して、育まれていくものです。「命」の厳かさに触れ、磨かれていくものなのです。「医師」という仕事が単なる職業ではないことをお分かりいただけるでしょうか。

難関とされる医学部に入るためには、必死に勉強をせねばならないでしょう。しかし、「医学部」のすぐ先は「医師」なのです。ですから医学部を志す方には、勉強だけでなく、「医師になる」ということをもっと意識していただきたいのです。

医学部に入る前に、先輩医師の「志」に触れる機会を作れたら…と常に考えてきました。医学部に入るならば、医師の「志」に触れ、強い「志」を持って入ってきて欲しい。ともに医学を学ぶ先輩と、受験テクニックだけではない、医師になってからも必要とされる真の学力を身につけて欲しい。これが私の願いであり、志門医学舎が成し遂げようとする「志」です。